「ハーブ」と「精油」
ハーブの存在に出会ったのは、子どもたちがまだ幼く、末っ子がまだ赤ちゃんの頃でした。
義妹からクリスマスプレゼントとして、贈られた一冊の本。広田せいこさんのハーブの本でした。🌱
たちまちにハーブに魅せられ、ハーブのある暮らしを夢見て石ころだらけの庭を掘り起こし、先ずは育てる事からはじまりました。
多くの手作業を要しましたが、香りのある珍しい植物は私に驚きと喜びを与えてくれることのほうが多く、いつのまにかガーデニングに夢中になっていました。
そして月に一度のハーブソサエティーに通い、
体験を通して、薬用植物(ハーブ)を暮らしに役立てたいと考えるようになり、フランスの薬草療法家.モーリス.メッセゲ氏の「薬草療法」の本を手元に、
我が家で収穫したハーブを、利用することも試していました。
その頃は、まだ子どもたちも幼く、具合が悪くなるのは大概夕方からで、とりあえず、応急処置のつもりで、本の索引を引き、、子どもの状態と家にあるハーブの項を見比べ手当てしたところ、不思議なことに その手当で元気になり、ハーブの持つ力に驚き、感動したものです。
「精油」との出会いは、
ハーブソサエティーが主催する「香りの祭典」催し会場にてのこと、、小さな小瓶は、何か特別なものという雰囲気で展示されていました。
それは「エッセンシャルオイル」と呼ばれていました! ハーブを暮らしに役立てることに夢中になっていた時期ですから、、初めての精油との出会いで迷わず買い求めました。
けれども、当時、「精油」は今のようにポピュラーではありませんでしたので、ハーブの先生の存在が何よりの頼りでしたが、周囲には、まだ精油を利用しての体験を持つ人がいなく、精油に関する「本」を探すようになりました。
そして出会った本が、「アロマテラピー事典」と
「アロマテラピー.<芳香療法>.理論と実践」でした。
この2冊の本は、4人の子育てと家業とで時間を制約され外になかなか出られない私に、たくさんの楽しみな世界を広げてくれました。
いつか、魔女のような手当が行えるようになりたい! なんて夢みていました。
この素晴らしい本が手元にあっても、端から端まで全てを学ぶことなどとても出来ず、今の自分に関係がある、関心があるところだけを見ていたような状態でした。それでも、「精油」を実際に利用してみるには充分な「師」となり実体験をしていく後押しをしてくれる頼りがいのある存在となってくれていました。
「ハーブ」と「精油」との出会いは、その後の
私や子どもたちや大切な人々にも役だっていきました、、そして、一時、やむを得ず中断の時期がありましたが、
この頃、学んだ本は、その後、アロマテラピーの世界を学ぶことによって、また再会(再開)したのです。
大好きな世界は 繋がっていたのです。