kicky-kiteの日記

緑のある暮らし 夢見るシニアのMyⅬife.

三岸節子さんをご存知でしょうか、、

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「咲いた咲いた 桜が咲いた」三岸節子100号の大作

 

 

今日は 二月二十日

朝はまだ寒く、大地も一面のクローバーもフリーザー状態。

でも、陽が高くなるにつれ、気温も上がり、空は真っ青に晴れてきました。

 

今年の二月は、一日の気温差が15度もある日も珍しくなくなりました。

昔はそんなことはなかったような気がするのですが、、

 

シニアの私は、気持ちシャンとさせてないと、何かグダグダになりそうで、

なるべく元気な方々のことを思ったりします。

無理に、ではなく、、憧れの人を思うと自然とパワーが湧いてくるのです。

 

今日はその中の一人、三岸節子さんです。

はじめて、「三岸節子美術館」を訪れて一番最初に目にしたのが「自画像」

、、あの強い力を放つ節子さんの「 目 」

もの凄いパワーです!  しばらく、その場に固まりました。

 

初めて知った「三岸節子」さん

それから何度も美術館に通いました。

そもそもの出会いは、バス停の停留場の名前が「三岸節子記念美術館」だったことからです。不思議なインスピレーションに導かれての出会いでした。

 

それは、新しい引っ越し先を探している時のこと。

長年住んだ地を離れなくてはならなくなったとき、名古屋で働いている一番下の息子と暮らすことになったからでした。

全く知らない土地、、知っている人は誰もいない土地、、でも、新しい暮らしが始まる! と、ワクワクしながら探していました。

 

先ずは、地図を見て、、どの辺がイイか、 長男の大学時代の友人が一日中、

車をはしらせて付き合ってくれたこともありました。

駅近であっても、実際に現地に行くと

地下鉄の駅への乗り降りは田舎暮らしの私にはややこしくて、、

やはり、慣れているJRの駅で探すことにしたのです。

 

気になった尾張一宮駅周辺のバス路線を見ていて見つけた「三岸節子記念美術館」

ワクワクする!ここがイイ! 「ここに決めよう」と、ときめいてしまったのです。

場所を決めてからは、運よく、ラッキーな賃貸物件にも出会えたのです。

 

そして、引越しをして初めて訪れたところが「三岸節子記念美術館」だったのです。

初めて三岸節子さんの生涯を知って驚きとともに、凄いパワーが湧いてきました。

青天の霹靂のどん底から やっと光が見えてきたときだったので、私は大丈夫!

きっと大丈夫!私も まだまだこれから! そんな気落ちになれたのです。

 

大丈夫!と自信が持てたということは凄いことでした。

いまでも問題がスッキリしたわけではありませんが、、ならぬことはならない、

と気持ちを切り替えられ、成ることに懸命になれたのです。

思いがけない勉強、思いがけない仕事、思いがけない出会いが重なり、

思い返せば、無我夢中になって、きっと大丈夫と信じてチャレンジできたのは

節子さんの生涯に感銘を受けたからだと思います。

 

そこから、また次の引っ越し先に移るのですが、それまでの仕事は可能ではなくなりましたが、個人的に活動する場をいただけたり、出会いに恵まれたりよい体験でした。

また新たな仕事について、娘のような年頃のリーダー率いる若いチームで仕事させていただき、次の引っ越しまでの5年間 お世話にになりました。

 

いろいろ、いろいろ、はじめての体験はどれもみな、おもしろかったですね、、。

今だから、ここだから、正直に言えますが、、多分、他人にはおかしいんじゃないの

と思われるんじゃないかと感じるほどおもしろかったですね。 そして、、きっと良いことにつながっていると信じて、淡々と、その時その時を重ねてきました

辛い事はなにもありませんでした、、あのどうにもならない真っ暗闇な時代を経たからか何もかもが ワクワクで楽しい日々でした。                                                                           

 

こうして、昔を振り返ってみると、、夢中になれた幸せものですね。

 

人の価値観は様々、、その中で「心に憧れの存在がある」ことは強くなれるのだと

思うこの頃です。

今日は、節子さんとの不思議な出会い(一方的ですが)だけですが、パソコン教室で

パワーポイント作成の折、テーマは「三岸節子さんの生涯」でまとめました。

どんな方だったのかは、またの機会に!

 

現実には、一回りも二回りも上の自立してそれぞれの世界で頑張っておられる素晴らしい女性の方々に支えられていたおかげで、あの時を乗り越えられていたのです。

お世話になった大分の女性は、みな聡明で、実業家で、奥ゆかしくて、逞しくて、

素晴らしい方々でした。

なんにも起こらなかったら、、、もしかしたら素晴らしさに気づかなかったでしょう。

何かあるってことは、それは変化のサインなのかもしれません。

 

 

人生で起こることは すべて良きこと。