夢見る老人
イイドラマを見た。
「 ナビレバ それでも 蝶は飛ぶ 」
バレエが好きな70歳の男性が、、と説明されてる、、、なんとなく予想はつく。
果たして、老人が踊れるのだろうか?
もしくは、どこまで踊れるのか?
、、、それを確かめたくて見始めた。
ただ、70歳の男性がどこまで踊れるのか、、
そこだけに興味を持って、、。
私も、幼い頃にバレエに憧れてた時があった。
高校では、新体操部に入っていたこともあった。
気になる分野だ。
冬のバラ
始まりは、、友人の葬式から始まる。
そして、親しい友の死、、果たせなかった夢、、。
、、そして、バレエを踊る若い男性を見た。
若い男性の踊る姿は美しかった!
老人は断られてもスタジオに通う。
「なぜ、バレエを、踊りたいんですか?」
「今まで一度も好きなことをしてかなかった。
生計を立てることに精一杯で、、夢を持つことすら出来なかった。それが当然でした。」
今からでも、やりたいことを、してみようかと、
始めてみたいんです!
そこから、バレエダンサーを目指す若い男性と
70代の老人との奇妙な師弟関係が始まる物語?
咲くには 過酷な環境
ちょっとコミカルに、ハラハラ、ドキドキしながら
、、それでも、バレエを踊りたい老人にワクワクしながら見始めた、、、前半は、、。
冬の川
呑気に見ていたが、後半ガラリと変わる。
若い男性の父親との関係、かつての友との関わり、老いと、病気と、家族と、親と子と、、涙です。
一途に頑張るおじいさんは、周囲の人々に少なからず影響していく。とても微笑ましい影響を。
もちろん、、結果的には
家族にも。
老人の周りを思いやる行動、言動に感動。
父の晩年の言葉「 忘己利他 」を思い出した。
70代の私はもちろん、高齢者であっても、
いくつであっても、、様々な世代の人々にとって、
感じることの多いドラマだと思う。
まっすぐに信念を持って生きてきた老人の姿に
教えられることが多かった。
老人とこの若者と、そして周囲の人々。
心温まる感動のドラマでした。
念ずれば 花開く 坂村真民