旬の食べ物 ツワブキを食べた。
昨日、手間暇かけてアク抜きしたツワブキを料理しました。
椎茸と昆布で出汁をとり、ツワブキに竹輪も入れて
コトコトと、、。
味付けは、勧められて買ったばかりの牡蠣醤油を少し入れてみる、、?甘い! いつもの醤油を足す。
ただ、それだけの味付けなのに、とても美味しいのです。 シンプルにただ醤油2種類だけ。
ビックリするほど美味しい!
いただき物の大分の椎茸「どんこ」と、
下北半島、大間の名産品、わかおい昆布を使いました。椎茸と昆布、、とても美味しい出汁です。
さすがです。
丁寧にアクとりしたツワブキに、美味しい出汁がしみ込んで、、少量の美味しい醤油と相まって、
久しぶりに、ちょっと心を込めてふくめ煮。
ほっこりする味、、あまりにも美味しかったので、
お隣さんにも おすそ分けしました。
何しろ、このツワブキは2年前にお隣さんから株分けでいただいた物なのです。
昨年、元気に育っていましたが、、食べる、なんて
考えもしなかったのに、、今年はとても食べたい気がしたので、初めてのツワブキの煮物にトライ。
お隣のママさんも、「アレ、食べられるんですよ、、でも、まだ食べたことなくて、、まぁ、
お初です。ありがとうございます」とたいそう喜んでくれました。
私など、これだけでもご飯たべられます。
昭和生まれです。やはり、和食は最高です。
いつもは、ささっと、煮たり、焼いたり、炒めたりと、時短料理があたりまえになっていたこの頃。
あらためて、手間暇かける美味しさに感動でした。
そして、この手間暇かけることが、どれだけ、作る人が食べる人への愛情を持って作っていたことかを思い知ることでした。
昔の人は、今のような便利なものがない時代に、
手間をかけて、愛を込めて、限られた食べ物を美味しく作ることをしていたのですね。
今でも、こうして自然を見渡せば、昔も今も変わらずにある薬草があるのです。
この、ツワブキがそうだったように、、。
薬草の自然療法
東条百合子著
手元の本を見てみました。
「野草たちは、どんな科学薬品にもまさる薬効を持っています。、、、副作用もなく、、
、、、
薬草や野草は、全て汚れた血を浄化し、体を丈夫にしてくれる力を持っています。」
ツワブキの薬効
◎ 腫れ物一般、 肩こり、 火傷、 乳腺炎、
打ち身、、ひょうそ、
◎ 魚の中毒
◎ 歯痛、 毒虫さされ、
などの薬効があるようですが、、よほどの体験者か
自然療法を研究している人でなければ、そうそう使い方はわからないですよね、、。
でも、このようなことを知っていたら、なにか、咄嗟の時に役にたつ薬草が身近にあれば便利だなぁ、と私は思うのです。
ハーブで、咄嗟の時に助かった体験もあるからです。
ただ、関心のある人には、とても興味深い本です。
驚くほど、人の役に立つ植物が自然にはあるのです。一番の楽しみは、美味しく食べてみることをしてみたくなりました。
本を読んで、知るだけではなんの役にもたちません。そのうちに、そのうちに、で何年も経ちました、、暮らしの中で役に立つこと実践しなくては、、ツワブキがあまりに美味しかったので、
やる気がムクムク、、?
この清々しい季節に、生命力に溢れる薬草、野草を食べて見ることをしてみようかな、と思うこの頃。
まずは、ツワブキ、美味しくいただきました。
良い季節です。 春です。
美味しく食べて、生き生き元気に!
そうありたいです。
ほっこりする煮物。