大好きな友だち
4人の子どもたちが育った家を離れて、初めての地での暮らし。
ハーブ、アロマが好きな私は、新しい場所でいろいろな出会いに恵まれた。
あるアロマテラピーの講習会でのこと。
私の左斜め前、一番前の席に、に座っていた彼女が質問をした。なぜか、気になった。
帰り際、出口が混雑していて進まないので、
彼女に声をかけていた。
小柄で可愛いらしい彼女は、ごく普通に、初めての会話とは思えないほど、フレンドリーな感じのイイ人だった。
なんということ! その後、ふたりである施設に向かう電車に乗っていた。
花のある素敵な施設、名前は「蘭の館」
私は越してまもなく訪ねてきた息子の検索で、
「オカン、好きそうかも? 行って見る?」と出かけている。とても素敵なところだった。
そこの話題で、彼女が行ってみたいということになり即、ふたりで向かっていた。
それがご縁で、その後、駅で待ち合わせをし、彼女の友だちと3人でテーマパークで一日中楽しんだ。
まるで女学生のように、仲良し3人組のような気分だった。
この関係は、ずっと続き、、約10年間、その地を離れるまで親しく続き、越してからも上京してくるたびに連絡をもらい彼女と東京巡りをした。
この彼女は安藤忠雄先生のファンで各地の建物巡りや講演会などに良く出かけていた。
そういえば、最初に出会ったあの日も、あのテーマパーク内にある旧帝国ホテルなどの建物など、建造物に関心が高かったのに後で納得がいった。
彼女との東京巡りは、六本木の新国立美術館、上野の国際子ども図書館を訪ねてはその周辺を歩いて回ったり、牧野富太郎植物園を訪ねたり、安藤忠雄先生の国立美術館での展覧会など、毎回、驚きに満ちたひとときを楽しめた。
会いに行けない時も、どこに行ったとか、どうであったとか、スマホに写真を載せて知らせてくれた。
国際子ども図書館へ向かう途中で、、
上野巡り
安藤忠雄展にての「光りの教会」
牧野富太郎植物園
牧野富太郎植物園で咲いていたお茶の花
そう、そう、アフリカの太鼓にも興味があり実際に習っていた彼女とライブにも行った。
友だちのおかげに感謝
植物や園芸にも詳しく、アロマテラピーなどにも詳しく、3人とも大好きな分野の話しに尽きることはなく、離れてはいても、LINEで繋がっている。
この3人のグループLINEも彼女が設定してくれている。私はよく植物や花の写真を撮るので送ると、その写真を喜んでくれるのが嬉しくて、楽しみなグループLINEになっている。
コロナ禍で外出規制があり、なかなか上京してくるのが難しくなり会えなくなって丸2年。
ひとり暮らしを始めて報告した時も、是非に出かけて行くからとお互いに楽しみにしていたのに、、
一向にコロナの終息の検討もつかない現状。
昨日、久しぶりに長いLINE便りが続き、気持ちがとても前向きに明るくなっているのに気づいた。
ひとりは、図書館講座活動をしていて、
もうひとりは、絵本や朗読活動をしていて、、
それぞれを楽しんでいる。
私も、何か好きなこと始めなくちゃ!
ほんとに、何にも制限されずに、好きなことを好きなようにできる今を、、どう過ごすのかは自分次第なのだと思う。
昨日の花、、山法師の花が咲き始めてました