田中一村
曇天の日々が続く中で、不意に田中一村を思った。
あの田中一村の絵に出会った時のカタマリ、、
衝撃的な感動!
すぐに、田中一村の作品集を求めて見入っていた。
迫力の感動、どの作品も、目が離せなかった、、。
が、本で彼の生き様を知って、、更に感動した。
50歳で奄美大島へ渡り、ひたすら、絵を描く。
絵を描くための資金は大島紬の染色工として働き資金を得ては、また、ひたすらに絵を描く日々。
そして、また、働く。 その繰り返し。
一途に絵を描く人生!
そのエネルギーが作品から伝播してきた。
うらやましくも思えた、、絵を見てそう思った。
子どもの頃、絵を描くことが好きだった。
中学も高校も部活動は、美術部。
ただ、絵を描くことが好きだったのに、それきり。
いつか、いつか、と思いつつ、、思っているのに、
、、時折り、スケッチブックを買ったりして、
少し始めようとしていた時期もあったが、それきり。
そんな心のゆとりを持てない時期があったから。
そんな時期を経てからの、田中一村の絵との出会いはすごく衝撃的であったが、、その後何回も転居を繰り返し、その時、その場所での暮らしに精一杯で、あっという間の日々であった。
私の人生って、結構、、流されてたな、と今思う。
でも、おかげ様で、いろいろな場所に住めて、、
その場、その場での新しい挑戦もできて、、
新しい仕事も経験できて、その場での仲間たちにも出会えて、、たくさんの出会いを体験することができた。
曇天の日々でも、次々と咲く百日紅
ご縁に恵まれた日々であった。
起こる事は、すべて良きこと。
明るい方へと向かうための変化であったと思う。
今、健康でシニアライフを思う存分に、自分で
選べる、楽しめる暮らしがある。
有り難いことです。 感謝の日々です。
雨降る中でも、明るい花 白い百日紅
なぜ、不意に田中一村を思いだしたのか?
わかりませんが、、
" 明るいほうへ、明るいほうへ" と気持ちを向けていきたいと、強く願っています。
美しく、たくましい植物 みどりの力