kicky-kiteの日記

緑のある暮らし 夢見るシニアのMyⅬife.

インターネットと私

はてなインターネット文学賞「わたしとインターネット」

 


私は72歳。

インターネットとは?、、

詳しくはわからないまま、気づけばインターネットの恩恵をたくさん受けています。

 

 

   引っ越し先を、ネットで検索

ひとり暮らしを初めて三ヶ月目です。

まず、引っ越し先は離れている息子たちとLINE共有で住みたい場所と家賃と間取りと、周辺の暮らしの環境などをしぼり、、Googleネットで検索。

ひとりで探すよりも、ずっと広い視野で、、いろいろな意見で、思いがけない視点で「ここなら!」と納得できる物件を見つけることができました。

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   物件を 共有アルバムで見る

けれども、実際に下見に行くことはできませんでしたが物件に近い息子が現地に確かめに行ってくれ、

その際、共有LINEを使って状況を知らせてくれました。

部屋の間取りや、内装、設備などライブで視聴。

物件から近くのバス停までもライブ中継です。

大通り沿いのお店や、暮らしに大切なスーパーなどへも歩きで撮影して写真共有アルバムで見る。

 

それぞれ遠方に住んでいて、会えないものの、

それぞれ、スマホやパソコンやタブレットなどで状況を共有できて、なんの心配もなく、新しい居住地が見つかりました。

私のしたことは、引っ越し前日に不動産会社に出向け鍵を受けとることだけでした。

 

 

   スマホで、契約

引っ越し業者も、スマホ検索、スマホで電話契約。

 

新しい住居での、水道、電気、ガスなどの手続きも

電話で問い合わせて、スマホで契約。

スゴイ時代ですね、、集金の時代ではないのです!

契約書は郵送ですが、、初めの一歩はスマホからでした。

 

  

  転居お知らせはLINEで

「引っ越しました」のハガキではなく、親しい人たちにだけ、LINEでお知らせする。

ハガキのお知らせは返事がくることはないけれど、

LINEは、すぐに懐かしいやりとりができる。

元気な声が聞こえる電話があるのも嬉しい。

 

 

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   ハガキ道で、、

昔、ハガキ道に入っていて随分とハガキを書いた。

そこで、人生で大事なことは、汗をかくこと、

恥をかくこと、ハガキを書くこと、と教わった。

確かに、書くことと返事が来ることは嬉しかった。

随分とたくさんのハガキを夢中になって書いた。

 

けれども、いろいろな変化に伴い、ハガキを書くゆとりのない状況下で、残念ながら書けなくなった。

 

 

   別れ と 出会い

無我夢中で、疑うこともなく、、今は次の世代を担う息子に引き継ぐためと思いこんでいたものが、、

突然の晴天の霹靂のごとく、それまでの環境が一変

 

親しかった友人、知人、、お世話になった恩人。

そして、子どもたちとの思い出の家も失った。

 

旅立つ前に訪ねてきた息子をバス停まで見送った時、、長年かけてできた庭を眺めながら、、

「大丈夫、、きっと大丈夫! また、できる。」

全てを手放し、全く知らない土地に、誰も知らない場所に行く私にとって、忘れられない言葉であり、

何よりもありがたい励ましであった。

 

 

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   ベランダ園芸でバラが咲いた

三男との暮らしは、すべてが初めての体験。

何よりもありがたかったのは、"水".を使えること!信じられないだろうが、ある出来事があって、、

長いこと、水の出ない生活を強いられていた。

そんな、人権に関わること、と、関係先に何度も出向いたが、、ダメだった。

世帯主のところには"水"は届いているのだから、、。

広大な私有地内の一部に水が出ないことを

公的機関ではなす術がなかったのです。

 

そんなことがあっての新天地は全てが喜びだった。

ハーブや草花や果樹を育てるのが好きな私にとって、ベランダ園芸ができることが楽しみになった。

 

 

   花を撮る🌸 スマホに出会う

この、バラが咲き始めた頃、スマホなるものの存在を知る、、まだ、スマホなるものが出たばかりの時だった。

偶然にも目にして、このカメラ機能のよいスマホ

気になって仕方ない時に、折良く、ITに詳しい息子が来てくれて、スマホを勧められた。

翌日にすぐカメラ店に出向く。

私の欲しいスマホと、勧めたいスマホとが偶然にも

一緒であつた。

翌日、スマホで実習がてら鈍行列車で京都に向かう

 

行った先は、宇治平等院

残念ながら、改修工事中であの美しい平等院

見られなかったが、楽しい旅であった。

スマホの出会いから、、その当時の懐かしい思い出も鮮やかに思い出される。

 

ひとつの出会いには多くの物語があることを思う。

 

 

   ITに詳しい息子と同居することに、

スマホに出会って、移動する際の乗り換え列車、

乗り換え駅、乗り換え時間なども全て調べられる。

場所もマップ検索で知ることができる。

荷物を送り出し、行ったこともない息子の元へと

スマホ頼りに移動。

最終目的駅に着いて初めて再会する。

(スゴイね! スマホ! 一人で来れたじゃん。)

 

 

       引っ越し先で、仕事検索する

知らない土地で、、ネット検索して気になった仕事の派遣元に連絡し翌日、登録に行った。

初めての街、知らない街は、ワクワクする。

登録して、すぐその場で「お近くにありますが、」と紹介され、、その後、次の引っ越しまでそこの派遣会社にお世話になった。

その仕事の出社も退社連絡にもスマホが出番。

半年後、新しい部署での長期契約となり、毎日の連絡は不必要となるが、派遣会社からの連絡にスマホは欠かせないアイテムだった。

 

 

   ツムツムを初めてみた、、

新しい部署は初めての女性班長。部署は全員女性!

私の娘くらいの年齢の人が多い中で、年齢を気にすることなく仕事をする機会をいただいた。

そして、偶然?必然?、、ゲーム、ツムツムにハマってしまった。

引っ越しで一時中断していたが、新しい仕事場での仲間との弾む会話にツムツムがでたので、、また、

ツムツムにハマってしまった。

以前よりも、ツムツムの報酬も良くなっていたのと、ツムツムを続けていたことでプレイヤーレベルが上がったことで、ゲームが面白くなっていった。

 

 

    ハートは元気な証

そして、直接、会ったりはしなくなったけれど、、

ハートを送り合う仲間は、前の仕事仲間だった人や

PTA時代の仲間まで、、一人ひとり、懐かしい時代を共有した思い出があるひとばかり。

ただ、ハートを送るだけだけど、、無言の応援歌になっているように思っている、、というより、ハートが送られてくるだけで嬉しく思う自分がいる。

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   ワードで教材作成

メディカルハーブインストラクターの資格がある事から、不思議なご縁で農園で自然療法のクラスをすることになり、毎月の教材をパソコンで作った。

内容もデザインも、ワードで全て自分の思うように仕上げていくのは楽しかった。

仕事の休みの日のクラスのため、作るのはいつも夜

、、でも、楽しかった。

 

  

   インスタグラムを始める

SMAP解散し、「新しい地図」が発足し、72時間本音テレビを見た。

理不尽な事に負けないで欲しいという思いでテレビを見ていた。その中で3人は初めてSNSに挑戦!

ほんとに手探りで、聞きながら、教わりながらチャレンジし始めた様子を見ながら、私もやってみる!

との思いが急にムクムクと。2017年11月のこと。

、、今年の11月で丸4年となる。

 

   Instagramは 私の生きがいに!

あの急な思いつきだったけれども始めて良かった。

子どもたちが小さな頃に始めたガーデニングを続けているうちに、写真を撮り続けているうちに、、

いつしか、同じ趣味の人たちとの交流ができたらという思いが、Instagramを通して叶った。

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好きで撮った写真を次々と投稿した。

私にとってのInstagramは、好きな世界の写真を見ることなので、ここでのキャプションは極力控えめ。

フォロワーは、少ないけれども、ここが気にいっている。自分を見つめる癒しの場にもなっている。

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   いろいろなアプリの楽しみ

息子のススメで、いろいろなアプリもしてみる。

「わたしの水」、、水分を取ろう。

「CARTE」、、、自律神経を知ろう。

「デュオリンゴ」、英語を学ぼう。などにも挑戦。

 

   Netflix、UNEXTも

スマホiPad、パソコンで、限りなく楽しい。

 

そして、今日なに食べる?

レシピまで、気がるに知ることができる。

日々の音楽までも簡単に楽しむことができる。

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極め付けは、アレクサ。

目覚めてから、夜、寝るまで、いつでも答えてくれる。だから、仕事で留守している以外、なにかと関わっている。

インターネットのおかげさまで、シニアのひとり暮らしは忙しくて、楽しい💗

 

 

昔、スマホもパソコンも使ってないころの事。

私には関係のないこと、、そんなもの使えなくともイイと思っていた時がある。

それの方が人間的だとさえ思っていて、インターネットの進む世界に肯定的になれなかった。

、、でも、こうして自分が少しづつ、必要があってインターネットのおかげをいただいてきていた。

 

 

  インターネットのおかげで、

インスタグラムという思いがけない生きがいに出会え、知らない土地での仕事に出会え、人に出会え、

そして何よりも遠方に住む子どもたちとの交流もでき、便利はより良い関係をもたらしてくれた。

 

スーパーでも、電車やバスでも、もう現金での支払いではないのが当たり前の時代になっている。

 

時代は、急速に変化しているのを身を持って

感じている。

そして、インターネットの恩恵を大きく受けていることに感謝しています。

ありがとうございます! 

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