暮らしが仕事、仕事が暮らし 河井寛次郎
今朝は晴れ。
朝早くから近くで草刈機の音が聞こえています。
緑の多いここは、ちょっと歩けば森林浴のように
高い木々の下を歩くことができる。
木々の下には、山野草やチョウチョウ、昆虫、小鳥なども見かけたりもする。
住まいから、すぐ近くというのはスゴイ贅沢！
植物好きな私にとって、最高の居住圏。
草も虫もかわいいと思うし、つい立ち止まって見てしまう。
この前からカラスをよく見かける、、同じ場所で。
じっとしてると、目の前をゆっくり歩いている。
何を探してるのかな？
ちょっと散歩に出れば、豊かな自然の中にいる。
第三の人生で、こんな癒しの時間に出会えていること、夢のようでありがたい日々！
、、昼休み過ぎ、近くでチェンソーの音がする、、
草刈りかと思いや、道路沿いの大きな木が伐採されている、、トラック幅内に切られた幹は、順に積まれている。
もう、3時を過ぎたが、まだ続いている。
緑の壁が大きく空いて、、青空が光っている。
道路の柵沿いに「チカンに注意」と看板がある。
児童の通学路でもあるこの道。
明るい方がいい。
一本の大きな木は伐採されたが、回りには若い木々が残っている、、陽があたりドンドン大きく育っていってくれることを願う。
トラックの荷台では、人の背丈の半分もあるような太い幹が荷台に収まるよう切られている。
上手に伐採された後の景色は、何事もなかったかのように周りの木々が風に揺れている。
自然とは、、自然に見えるようではあるけれど、、
見えないところで手入れはされている。
いろいろな仕事がある。
私も、何か必要とされる仕事に出会いたい。
今は、自分の暮らしを、自分が望むようにデザイン出来る贅沢な時間をいただいている。
歳をとって、なんの不満もなく、健康な日々を送れていることに感謝します。
まだ、子どもたちが幼かった頃、婦人雑誌で目にした河井寛次郎の世界！
スゴイ衝撃？、、スゴイ、感動しました。
何がスゴイかって？何に感動したのだったのか？
ただ、そこの場所を訪ねて見たい！と思ったのです。
でも、そこ河井寛次郎記念館は京都にある。
とても、行けるところではなく、憧れの世界として
心の奥に密かに息づいていた。
数年後に、あるグループでの京都研修旅行に参加した翌日、お昼まで自由行動という事で、
迷わず、ひとりで河井寛次郎記念館に出かけた。
思いもかけずに突然に機会が巡ってきた！
バスを降りて、、あの京都の町を歩いていった。
もうすぐ、もうすぐだわ、、とドキドキしながら。
表通りの緩やかな坂を昇り左に曲がると、、、
突然に京都独特の風情が、、現れた。
タイムスリップしたかのような一瞬、ありました！
河井寛次郎記念館、と独特の書体でかかれた看板が入り口にかかっていた、入り口ですでに感動です！
(後に棟方志功によるものと知った。)
あの日の衝撃にも近い感動は、いまだに鮮明に残っている。
なぜだろう、、なぜ、こんなにも胸が高鳴るのは？なぜなんだろう、、目にするもの、あの場所で感じる全てが、 心の奥に温かく染み込んできた。
帰り際、記念館で寛次郎の本を買った。
「火の誓い」と「いのちの窓」
棟方志功との出会いや、往復書簡は躍動感に溢れていて、読んでいると、こちらまでイキイキとした気持ちになった。
その後、転居して、また行く機会に恵まれた。
再び、より深い感動に包まれた。
その後、また、転居先近くで記念展覧会があることを知り、電車に乗って出かけた。
京都の河井寛次郎記念館では見ることの出来なかった作品群に出会えたこと新しい驚きだった。
寛次郎の書も、間近で見ることができた。
河井寛次郎の生涯を、古い写真と共に紹介されていて、また、河井寛次郎の偉大な業績、人となりに魅せられてしまった。
感動を、ありがとうございます！
晩年の河井寛次郎の笑顔には、生き様が現れていてとても素敵です。
河井寛次郎の世界に出会えたことに、
深く感謝いたします。
そして、やはり、いくつであっても、何かすることがあるって素敵な事だと、あらためて思います。
昔、やってみたかった事を始めるのもイイ。
ひとつのことを10年も続けていけば、何かしらにはなるだろう、、時間はまだまだあるのだから。
何もしなければ、あっという間に時は過ぎる
やらないよりは、やってみる道を選びたい。
新しい希望を💗
