祝日なのに、、、
今日は、3月20日。
春分の日、、土曜日で、祝日です。
昨日の朝のボケの花、春です。
祝日なのに、、休めない人、たくさんいますね。
祝日なのに、、休めない業種、ありますよね。
特に、サービス業は!
祝日だからこそ、仕事になる仕事。
かつて、若かった頃、、嫁ぎ先は祝日だからこそ
忙しい家業。
土日祝日、休みありません。
子どもの休み、春休みも、ゴールデンウィークも、夏休みも、冬休みも、
休みありません、、休みは平日です。
土日祝日の休みに、子どもを連れてどこかに出かけるなんて、考えられない時代でした、、それでも、夏休みの終わりの終わりになって、海辺のホテルに何度か行った思い出があります。
子どもと出かけるのは、父親の運転で、義父母があちこちに行ってました。
「ママは、仕事だから、」と、、。
子どもの休みの日、あまり一緒に遊びに出かけることは出来なかったですね。
まだ一番下が幼児だった頃、一度、4人の子どもたちを一人で連れて、バスと電車で日帰りの旅?に出ました。
ちょっと、悩んでた時でした、、その時の写真を見ると、下の2人はあどけないものの、上の2人はどことなく不安げな、明るい顔ではありませんでした。
そんななか、長男が中学生になってから、夏休みに
離れた実家に帰れた時は凄く嬉しかった思い出があります。離れた下の2人が小学生になってから、何回か、夏休みのたびに行っていました。
実家の父は、それを楽しみにしてくれて、行くたびに八ヶ岳や箱根に連れて行ってくれました、、それはそれは幸せな思い出です。
小さな分厚い時刻表を手元に、綿密な旅行の予定を立ててくれていました。
楽しみにしてたようです。
便箋に、日程と旅先、駅名や乗り換え時間など、、
きっちりと仕上げてあり、宿泊ホテルも予約済みでそれは、見事でした。
その当時の私は、そういうものと思っていました。
歳を重ねると、そういうことができるようになると漠然と思い込んでいましたが、、そうではありませんでした、、当たり前のことではなかったのです。
どれだけ、愛情を込めてくれていたことか、、、この歳になって、父のしてくれてきた偉大さを思い知らされてます。
離れた地で年中、忙しい私を気遣ってのことの数々を思いだします。
おかげさまで、私たちにはこの期間が"祝日"だったのですね、、幸せな思い出になってます。
そのような、祝日なのに休みのない生活が30年間続きました。
その後、ゆるやかに休めたりできる期間は、祝日も自発的なもので苦になりませんでした。そしてまた、引っ越しで転職してからは完全に、
㊗️「祝日」を祝日として過ごせるようになりました。祝日を祝日として、休めることは新鮮な喜びでした。ありがたいと思えました。
そして、「祝日なのに、、」仕事をしてくださっている方々がいるおかげで、私たちの「今」を楽しめているのですね、、ありがとうございます。
リモートでは、代わりのできない仕事もあり「祝日なのに、」お仕事されてる皆さま、
おかげさまに感謝します。
あの婚家先での「祝日なのに」休むことの出来なかった辛抱があったおかげで、、
今の幸せ感があるのだと感じます。
どんな経験、体験でも、その人自身になっていくのですね。
平凡な毎日の中に、偉大なものが潜んでいたのです。
原田マハさんの
「 あなたは誰かの 大切な人 」
今度、読んでみたい本です。
一人でいても、あなたは誰かの大切な人!
今日は祝日。 良い祝日でありますように!
曇り空の下から、ごきげんよう❣️